位相ズレについてまとめます。
エイトリングの場合、多少は位相ズレがあっても問題なく見れる場合も多いですが、程度が大きかったり、他がきれいになってくると気になる場合もでてくるので気をつけましょう
一般に、慣れている動きと不慣れな動きが組み合わさった場合に起きやすいです。
認識できないと直しにくいので、まずは認識するとこからはじめます。
以下は順に、「正しい」、「左手遅れ」、「右手遅れ」、となっています。
上のシミュレーションですと、コアの状態に近いですが、ワイドの状態でも見えるようにしておきましょう。
よくあるのは、上のように一定してあるのではなく、動きの一部でずれてしまうことが多いでしょう。
一部の場合は、はっきりと位相ズレだと気づきにくいので、特に気をつけましょう。
まずは、エイトリングの回転方向に由来する位相ズレです。
上のシミュレーションについて、前半と後半のエイトリングの回転方向について考えましょう。
言葉がないと不便なので、ここでは仮に、前半を"セイム"、後半を"オポジット"と呼ぶことにしましょう。
我々の技やシーケンスの多くは、セイムとオポジットを揃えるものが多いので、独立した技術になりやすく、セイムとオポジットのときのやり方に違いが生じやすいです。
そのため、不慣れなほうをやったり、切り替わるタイミングであったりすると、片方の動き方に引きずられてもう片方の動きに位相ズレがおきてしまいやすくなります。
一例として、管理人のずれ方を紹介しましょう。管理人は、オポジットが得意で、セイムは苦手気味です
管理人は、内回りと外回りどちらも、「親指→人差し指→中指」のような指を受け渡す際のリズムが一定でないです。
そのため、左右でそのリズムを一致させるために、セイムの外回りの回転をしている手について、手首の角度を少し傾けて行う癖があります。
セイムの手首の角度のまま、オポジットの技を行った場合に位相ズレが大きくできてしまっていました。
細かなやり方自体には(細かくなくても)個人差があり、同じ原因とは限りませんが、ずれやすいことには注意してください。
特に、オポジットや特定の技の位相ズレは判別しにくく、漠然としたブレとして認識されやすいので注意しましょう
行う位置に由来する位相ズレです。
細かなものは別のページにあるものを参考にしてください。ここでは概要のみ説明します。
上のシミュレーションのように、体の中心からずれて技を行う場合を考えて見ましょう。
体格などにもよりますが、片方の手は慣れていなかったり、きつかったりし、もう片方は比較的やりやすいなどがあるがために、位相ズレが生じる人もいます。
この状態は他のブレもでてきやすい状態なので出る人は少ないかもしれませんが、マイナー技でずれやすい場合などは気にしてみてください。